ED+総括諸々 2010.02.28 Sun 23:13 | コルダ3プレイ記

一つ前の続きです。

あまりにあまりな長さになってしまったので分けました。
EDと各キャラルートについて、その他気になったこととか諸々です。
モード：ふつう
クリアキャラ：大地、火積、冥加、天宮

では、ネタバレ御免でまいります。

・大地珠玉ED
え、どこにいんの君たち？と、思ったら、祝賀会場の中庭か何か？
噴水バックに二人のシルエットと、オプションは薔薇で。
「俺の最高の恋人だ」って、早くも恋人宣言ですか。
まあありがちと言えばありがち…案外普通だったなあという印象です(他が濃すぎたのが敗因かと)

・火積珠玉ED
始めの、「ぱぁあてぃい」がどうにもおかしくて仕方ない火積。
火積は案外恥ずかしいことも普通に言うので驚きました。
「俺は…あんたに…惚れたみてえだ」
いつの時代の映画…ていうか、今にも、俺の女房になっちゃあくれねえか、とか言い出しそう。笑。あと、その後の「こそばゆい」に突っ込むのは無しですか？
そうか、この場合遠恋になるんですね。火積、ファイッ！(隙あらば掠め取っていきそうなのが天音辺りに二人くらいいる気がします)

・天宮珠玉ED
あーの日あーの時ーきーみに出逢わなかっーたら～笑。
出逢った瞬間にはもう決まってたってことですね、分かります。
かなで、またしても「運命の人」認定。
いったい何人の運命背負わされるのか…笑。
ああ、ここでもう一度あの台詞……同じ言葉でも明らかに違うのが感慨深いです。

・冥加珠玉ED
やはりここでも一人特別仕様で。何しろ元祖･運命の女ですからね。笑
「愛のあいさつ」が聞こえてきて走り出すかなで。無印逆バージョンとはなんとも。
一人ホールでヴァイオリン弾きながら陶酔していた冥加のもとへ、王子様＠かなで到着。冥加の願う奇跡具現化です。
ちょ、な、なんか燃えていらっちゃいますが(一瞬どこの炎の守護星かと)……嬉しさのあまり全身から色々迸っちゃいました、みたいな陽炎的なものが揺らめいております。実はいい人だったラスボスと見せかけた中ボスがやられて消滅する間際みたいな様相ですが、だ、大丈夫ですか？笑。
そんな冥加に全て捧げられましたよ。
お望みどおり全てを支配してあげてくださいかなでたん。
そんな訳で、7年に渡る冥加の長い長い片想いが報われる時が漸くやってきました。おめでとうおめでとう、ホントに良かったね…！(涙ぐみつつ)(笑)
しかし、これでもかという特別待遇っぷり。スタッフ冥加大好きだろう！私も大好きだけど！笑。


続いて、それぞれのキャラとルートのあれこれ。

・大地
星奏メインメンバー内唯一の普通科で副部長、内情を胸に隠す軟派キャラという設定は美味しいはずなのに、いまいち目立てなかったところが残念でなりません。ルートはできればもう一捻り欲しかったです。美味しいのに…美味しいはずのに……もったいない！
他キャラ攻略していけばもっと魅力が描かれるでしょうか。期待！

・火積
風体がインパクト大すぎてそこばかりピックアップされがちな火積でしたが、性格は予想通り超のつくいい人で。意外だったのは、恋愛方面も超のつく奥手だと思ったら、案外恥ずかしいことを普通に言えたり普通に手繋げたりしたところ。もっとピュアッピュアなんだと思ってたのに…(いや、ピュアには変わりないけれども)
ルート的には、これももう一押し欲しかったかなあ…という印象です。例の暴力事件の話はもう一捻りしてほしかったなというのが正直なところでした。もうちょっと練っても良かったんじゃないかなあ…。

・天宮
コルダ3における負要員。マイナス因子を全て引き受けました、みたいなどシリアスまっしぐらなルート。大好物でした御馳走様です。笑。これでもかっていう救いのない遣る瀬無い展開、のち、大逆転ハッピーエンドが大好きな私としては、かなり楽しめました。ルート展開としては一番好みです。
まだほんの4人しかクリアしていないので断定的な物言いはできませんが、かなでに出逢ってこれまでの価値観も何もかも覆されて運命が丸っきり変わったっていう点では、今回ぶっちぎり1位かと(冥加は特別枠なので例外です)
そんでもって、かなでがいないと倖せになれないキャラNo.1(冥加は別枠以下略)
ある意味、天宮はものすごく純粋なキャラだったんじゃないかと思います。環境と育てられ方のせいであんな危ない人間になってしまっていたけれども、かなでに出逢ったことで世界が拓けて見えるものの色が変わったというか、全てが様変わりしたんだろうな、と。だから一緒にいると新しいことの連続で、ものの捉え方も感じ方も、何もかも新鮮に映ったことは間違いないと思います。
かなでに倖せにしてもらったらいいじゃない！笑。

・冥加
全てにおいてNo.1。
特別待遇っぷりも相まって、毎回毎回最高の萌えと笑いを同時に提供してくれる素晴らしいキャラでした(笑いの比重が上だったのは言わない約束)
とにかく、冥加のかなでへの愛があまりにでかくて、そんなに好きか！もう分かったから！とイベントごとに思っていました。愛憎半ばするっていうか…多分に愛の比重がでかかったですが。7年前からずっと焦がれ続けて、言ってみればその執念で(普通じゃありえないような)今の地位にまで登りつめた訳で、冥加にその歳でそれだけのものを抱かせたかなでもすごいというか…。純粋な好意ゆえに、かえって残酷な結果を生んでしまった訳ですが、かなでとの出逢いで良くも悪くも運命が一変した一番の人ですね。これで報われなかったらもうまともに生きていくことなんてできなそうな冥加さんなので、是非かなでに倖せにしてもらってほしいと思います。間違いなく、かなでにしか救えないキャラですね。
しかし……妹含めてほわわんとしたありえない倖せ家族像が見えて一瞬目を擦りました。妄想危険！あと、スタッフの冥加への愛が溢れすぎてた気がします。笑。


・ストーリー全体を通して思ったことやシステム諸々細かいこと。
キャラによってイベントの厚みが違いすぎたような…気が……。冥加が特別仕様なのは仕方ないとして、イベント数があまりに違うことに「ぅええええ…？？」と、少し困惑しました。
あとスチル差別…！あの違いはいったい…！(衛藤のスチル1枚入れるより他のメインキャラのスチル増やしてあげた方が3的には正解だったのでは…)。至誠館の(新以外の)不遇ぶりに涙がちょちょぎれました。
スペシャルが個々じゃなくて学校ごとにまとめられちゃったのも残念だなあ、と…。EDが2つあるキャラと1つなキャラがいる辺りもなんだか…と、残念なところを上げ始めるとキリが無いんですが、なんだかんだ言ってゲームとしては存分に楽しめました。端々にちょこちょこと細かいイベントが仕込まれていたり、昼イベントやメール機能が結構楽しかったり、選択肢が相変わらず絶妙だったり、かなでのモノローグが思いの外可笑しかったり…。(初回プレイのみの印象だけど)やり応えは間違いなく冥加ルートが一番なのではないかと思いますが…笑。
今回の主人公＠かなでについては、天真爛漫で可愛らしい外見に反して思いの外意志が強くて頑固でちょっと抜けてる…ていう、基本的には香穂子とそう変わらないイメージですが、より天然とドジっ子のレベルを上げた感じ…？あと外見の可愛さがより強調された印象はあります。しかし、何せファムファタルですから(笑)……かなでたん意外と(無意識の)悪女ではないかと。笑。

システム面では、最大の懸念事項だったリズムアクションも「ふつう」なら(慣れれば)なんとかできるレベルだったので安心しました。ただ、そっちに集中してしまうせいで音楽を楽しめなかったところは残念です(聴いてられる心理状況にない)
プレゼントのレパートリーが少なくなったような気がしましたが、しょっちゅう同じものが売られてるっていうだけで、別にそういう訳ではないんですね。なんかこう、2でのマフラーみたいなプレゼントが全員分あったら楽しかったかなあ、とか。夏だとそういう共通アイテムはなかなかないか…。
今回「ふつう」でやりましたが、難易度はやっぱり高くない印象でした。主人公や他キャラの育成に苦労した前作までと比べると、格段に易しくなってハードルがかなり下がってるかな、と。SSS簡単に取れちゃうし。アンサンブルメンバーのレベルが足りない！なんて状況にまずならないし。
練習アイテムもモブキャラたちがガンガンくれますしね。むしろ後半なんて赤い糸とハンディメガホンが貯まりまくって、どんだけ恋させたいんだよ！と思いました。笑。でも、欲しい時に欲しいアイテムをくれない罠(今回一番欲しかったのはメトロノーム系)
今回、アンサンブルメンバーが始めから決まってるのでその辺で苦労することはなかったですが、他のメンバーでも組めたら色々面白かっただろうなあ…。
写真機能は便利だと思いますが、美味しいイベント中ほどそのことをコロッと忘れているので、毎回終わった後に「しまったあぁぁ！！！」となっていました。笑。次からは忘れないように…！

いざ終わってみて、想い出を見返してみたら、アルバム全部埋まってるのがかなでと火積と冥加と天宮……え、大地2つ空いてないのはなぜ？イベントは冥加のみ綺麗に全部埋まりました。笑。
今回のEDは珠玉と通常っていう扱いなんでしょうか？2つあるキャラについては。
1つのキャラは皆珠玉になるんだろうなきっと…。

まだまだ言い残してることだらけですが、とりあえず初回プレイの報告はこんなもんで。
次に狙うは、如月兄弟と神南コンビです。しかし再び冥加に転んでいたら笑ってください(でも冥加ルート見ないと詐欺だと思うんだ3は流れとして……)